医学トピックス
アルツハイマー病のワクチン開発,マウスで効果確認 【2007/03/29】
アルツハイマー病というのは、単純にいうと、アミロイドという、分解が困難なタンパク質の一種が、脳の神経細胞の中に次第に蓄積されていき、その結果、脳細胞が変性、壊死していく、認知症の一種です。
治療には、アリセプトという薬が使われますが、脳細胞の変性壊死の進行をくいとめるものではなく、まだ元気な神経細胞にがんばって働いて助けてもらおうという作用をもつ薬なので、根本的な治療薬ではありません。
しかし、今回の動物実験では、蓄積したアミロイドタンパクを分解しやすいように、免疫学的にアミロイドを攻撃させるワクチンが、成果をあげたとのことです。
一度、死んでしまった神経細胞は、再生しない(最近はそうでもないという実験結果がいくつか出ていますが)のですから、一日も早く、ヒトに効果があり、安全に使用できるようになるとすばらしいですね。
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